筑西市で剪定
先日までnオーナーのご実家にて植木のメンテナンスでお邪魔致しました。
お昼休みに周辺を散策すると、昔の街並みがそのまま残された場所も多く、とても趣きのある場所です。
当時は多くの人が行き交い、賑わいを見せていたそうで、細い路地裏の雰囲気がなんとも言えません。身長よりもはるかに高い板塀の向こうから三味線の音が聞こえてきそうな雰囲気や、コンクリートを手で練ったのは大変だったろうなと思われる、蹴上がりの高さがチグハグな階段など、何処を見ても手のかかった仕事に当時への思いを馳せます。
今回は雨で中断する事も多くスムーズには作業ができませんでしたが、お陰で色々と勉強になる散策でした。
お庭の一部は、草が生えづらい様に砂利敷で施工致しましたが、少し殺風景になってしまいましたので、片隅に分解された山灯籠を組み直ししてみました。
見たところ、今は産出できない、つくば市小田山の石のようです。
あまり山灯籠は好きではなかったのですが、とても品のある灯籠に、見方が変わりました。
一つ一つの役石に作者からのメッセージがありました。
その通りに組んでいったら、石の表情が出て素敵な灯籠になりました。
昔の方と一緒の時間が共有できた様に感じま
す。
良い経験になりました。
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